動詞や形容詞の前に置いて否定を表す「沒(メイ)」ですが、「どんな時に使ったらいいの?」「不と混ざってしまう!」という方は多いと思います。ここでは、「沒」の使い方を押さえるための2つのポイントをご説明します♪
▼動画も合わせてご覧ください^^▼
ポイント①守備範囲の時制
●「沒」は【過去】や【現在までの完了】の否定を表す
(↓守備範囲イメージ)
〈過去の否定〉
今日彼は学校に行かなかった。今天他沒去学校。jīntiān tā méiqù xuéxiào
〈現在までの完了の否定〉
まだご飯食べてない。我還沒吃飯。wǒ háiméi chīfàn
※「沒」は客観的なニュアンスになります。
比較:「不」は主観的で、現在や未来の否定に使います。
(例)我不抽煙。wǒ bù chōuyān タバコは吸いません。
ポイント②組み合わせの決まり
●組み合わせ○
沒有
不是
●組み合わせ×
沒是
不有
・所有の否定には「沒」を使います。
(例)我沒有錢。wǒ méiyǒu qián(私はお金を持っていません。)
・「是」(は〜です)の否定には「不」を使います。
(例)我不是日本人。wǒ búshì rì běn rén(私は日本人ではありません。)
※「有」なしの「沒」を名詞の前に置くだけでも、「〜がない」を表します。
(例)我沒女朋友。wǒ méiyǒu nǐ péngyǒu(私は彼女がいません。)
「沒」を使った会話文で練習しよう!
A:我回来了〜! ただいま〜!
B:你吃飯了嗎? ご飯食べた?
A:還沒。まだだよ。
B:你要吃什麼?何食べたい?
A:我們有豬肉嗎?我想要吃青椒肉絲!豚肉ある?チンジャオロース食べたい!
B:有啊。但是我們沒有青椒。あるよ。でもピーマンがない。
A:那隨便吧〜。じゃあ何でもいいや〜。
まとめ
その他の慣用句的表現などもありますが、「沒」主な押さえるべきポイントはご紹介した2つだけ。早速覚えた単語を使って「沒」を使っていきましょう!