あやね先生
東京都練馬区出身、台湾在住。日本語教師の夫と2人暮らし。海の近くに住んでいて、趣味はボディボード。
Q、あやね先生は日本育ちですか?
A、そうです!東京生まれ、東京育ちの日本人です(笑)。
Q、なぜ台湾中国語を話せるのですか?
A、18歳のころから、独学で中国語を勉強し始めたんです。理由は、両親からずっと「何か一つの言語をペラペラになるまで習得した方が良い」と言われて育ったから。私は4人きょうだいなのですが、全員それぞれ好きな言語を学びました。
ただ、面白いことに誰一人英語を選ばなかったですね(笑)。私も英語は話せません!きょうだい全員、今は中国語か韓国語を話せます。
Q、ユニークなご家族ですね!
A、実は、両親はどちらも日本語しか話せません。だからこそ「話せた方が世界が広がる」と感じて、そういう子育てをしてくれたのかもしれませんね。
私が日本の大学進学に興味を持てなかったとき、両親は「中国語を極めるなら、日本を出るのもいいかもね!」と、私を中国の天津へ移住させてくれたんです。その時私は、20歳でした。
Q、その後、ずっと中国に?
A、そうなんです。10代のころからの友人が私より先に中国で仕事をしていたのですが、彼と縁あって結婚しまして(笑)。配偶者として中国で8年半生活しました。
彼の転勤で台湾に来たのが約6年前。合わせて15年ほど中国語圏で暮らしていますね。日本語のイントネーションがちょっと微妙になってきたかもしれません(笑)。
Q、台湾と中国の違いは感じますか?
A、あります!中国だと、最初に相手の「個人的なこと」を知ってから仲良くなる。「あなた何歳?」「子どもはいる?」「持ち家はある?」って具合(笑)。でも、台湾で「なんで子どもいないの?」なんていきなり聞いてしまうと、相手は「尊厳を傷つけられた」と感じるでしょうね。日本と似ていますよね。
どちらの文化も好きですが、台湾に来て「見える範囲」から互いのコミュニケーションを深めていく力が鍛えられた気がしますね。
Q、YK中国語フレンズの講師になったきっかけは?
A、コールセンターや通訳などさまざまな仕事をしてきましたが、「日本人に中国語の発音や文法を教える」という仕事はしたことがありませんでした。募集を見つけて、私自身のスキルアップのために、ぜひやりたいと思ったことがスタートです。
Q、講師の仕事はどうですか?
A、みなさんの前向きな学びの姿勢に、いつも感動して「私もがんばろう!」って励まされています!本当ですよ!特に、作文添削。日本語で伝えたいニュアンスを文法や表現を駆使して上手にアウトプットしてくださるのですごいなぁといつも思います。「こんな文法があったんだ」と気づかされることも多く、私の文法力も上がってきました(笑)!
YouTube LIVEでも、私が出すクイズにみなさん即答してくれるので、言語の瞬発力に驚いています!そんな刺激がとても楽しいです。
Q、言語習得に大切なポイントをお願いします!
A、私も20歳で移住したとき、人と会話できずしんどい時期もありました。言語学習に近道はないと思うけど、一番はまず失敗を恐れないこと。「通じるかな」ってモゴモゴしてたら通じません(笑)。文法や四声が違っても大きな声で伝えたら、案外通じたりするんですよ。
Q、これからの夢を聞かせてください。
A、台湾一周です!夫と私と、それぞれスクーターに乗って旅したい。彼の長期休暇を待ち構えています!
私がインタビューしました🎤
「私たちのヒロインズ⭐︎ジャーニー」編集長レイラ
レイラさんのリンク:https://ameblo.jp/leyla-interview-coach/